不動産News
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2020年3月12日
コスモスイニシア、新築分譲「イニシア中央湊」全戸完売
 
 コスモスイニシアは、新築分譲マンション「イニシア中央湊」(東京都中央区湊1丁目、総戸数36戸)が2月に全戸完売した。同物件は19年12月に竣工、20年1月から入居を開始。東京メトロ日比谷線・JR京葉線八丁堀駅から徒歩5分、隅田川のほとりに立地し、隅田川に面した住戸には2面に窓が広がるリバービューに特化したプランを用意した。契約者の属性は、東京都中央区が約65%、年齢層は30代が最も多い。間取りは2LDK、3LDK(専有面積71.78~77.10平方メートル)。
 
 
iYell、オープンハウスGと住宅ローンで業務提携
 
 iYellは3月12日、オープンハウス及び同社のグループ会社であるアイビーネットと提携し、オープンハウスに住宅ローンシステムの提供を開始したと発表した。
 
 オープンハウスが持つ住宅ローンノウハウとiYellの住宅ローンテクノロジーが協力することで、オープンハウスでの住宅ローンに関する業務の効率化を図るとともに住宅を購入するユーザーの住宅ローン手続きを手軽にする。
 
 具体的には、住宅ローン手続きが付いた住宅ローン専用アプリを開発し、リリースする。オープンハウスでは、これにより対面で行われてきた住宅ローン手続きを、非対面で可能にでき、新型コロナウイルス感染拡大防止策としてのメリットもあるとしている。
 
 
民泊事業撤退を支援するオーナー向けサービス開始 テックアット
 
 在庫家具卸サービス「LUUUP」などECプラットフォーム事業を手掛けるテックアット(東京都新宿区、延山勇貴社長)は3月12日、民泊事業からの撤退を検討するオーナー向けの支援サービス「民泊撤退コンシェルジュ」の提供を開始した。
 
 同サービスでは、まず同社が撤退検討中のオーナー等と物件開発を希望するオーナー等とをマッチング。希望の条件のマッチング先が見つからず、物件を撤退する場合には同社が必要な業務を代行する。
 
 同社は「新型コロナウイルスの流行拡大により国内外の観光客が激減し、宿泊事業の撤退を余儀なくされている現状があり、その課題の解決に向けた相談窓口として同サービスの提供を開始した」とコメントしている。
 
 
首都圏単身者の部屋探し 見学は「3部屋」が最多 FJネクスト調べ
 
 FJネクストはこのほど、首都圏在住の単身者に実施した「引っ越し事情アンケート」の結果を発表した。それによると、引っ越し先の部屋を決めるまでに訪ねる不動産会社の数は「1社」(33.8%)と「2社」(29.5%)で全体の6割を占めた。一方、店舗に行かない「0社」という回答が1割程度あり、不動産情報サイトが部屋探しの重要な手段になっている様子がうかがえる。
 
 また、引っ越し先を決めるまでに実際に見学する部屋の数を聞いたところ、「3部屋」(33.3%)が最も多く、次いで「5部屋」(16.8%)、「4部屋」(13.3%)の順だった。
 
 
賃貸物件向け家具パッケージプランを販売開始 大塚家具など
 
 総合インテリア販売の大塚家具(東京都江東区)は3月10日から、不動産オーナー向けメディアの「つなぐ-en-システム」(大阪府吹田市)を通じ、賃貸物件向けに家具パッケージプランの販売を開始した。従来の家具付き部屋は、入居前に既設の家具があるが、同社のプランでは入居者が自分で好きなカラーを組み合わせて選ぶことができる。
 
 インテリアコーディネーター厳選の家具付き部屋プランとして提案し、新規の入居者の獲得に際して、他の物件との差別化を図れるとして、新たな「空室対策」の方法として訴求する。退去時には入居者は自分で選んだ家具セットを、そのまま次の部屋に持って引越すこともできる。
 
 
[提供 住宅新報社]